マルライナー工法とは、老朽化した排水管を取り替えることなく、耐久性の高い排水管へと再生する排水管工事法。古い排水管の内側にエポキシ樹脂を含んだ芯材で新たなパイプを形成する(パイプインパイプ)という、マルナカが開発した特許技術です。
マルライナー工法が登場する以前、排水管工事には基本的に、排水管を取り替える「更新」と、塗料で延命措置を行う「更生」の2つの工法しかありませんでした。そこで弊社が開発したのが、「再生」という第三の工法(マルライナー工法)。耐久性や工期、コストなどをトータルで見たときに、従来の2つの工法を上回るメリットを持っています。
神奈川や東京、千葉、埼玉(関東一円)のマンションやビルなど、その実績は多数。2004年には「建築物等の施工技術及び保全技術・建設技術審査証明書(BCJ-審査証明-57)」を取得するなど、その独自性・有用性が認められています。
排水管の内部をあらかじめ洗浄し、錆などの付着物を取り除いておきます。
芯材にエポキシ樹脂を均等に含浸させ、反転装置のなかにセットします。
反転装置のなかにコンプレッサーから圧縮空気を送り、エポキシ樹脂を含んだ芯材を排水管内に反転させながら挿入し、排水管の内壁に密着(ライニング)させます。
エポキシ樹脂が硬化したら先端をカットし、補修加工などを行い完成。1.5mm以上の均質な厚さを持つ新しい排水管が、老朽化した排水管の内側にできあがります。
日本全国対応